屋根塗装を自分でやれるのか

2026年1月最新情報 (PR)

屋根塗装で一番大事なのは、実は色を塗ることではありません。
重要なのは次の3つです。

  1. 高圧洗浄(古い汚れ・粉・コケを落とす)
  2. 下地処理(ひび割れ・サビ・浮きの補修)
  3. 下塗り(屋根材と塗料を密着させる接着剤のような工程)

ここが甘いと、どんな高い塗料を使っても数年で剥がれたり、ムラになったりします。つまり屋根塗装は、見た目の作業に見えて、実態は「素材を整える技術勝負」です。


「自分で屋根塗装」の最大の壁は、危険と保険

屋根は高所です。慣れていない人ほど、怖さで動きが固くなり、転倒・滑落のリスクが急上昇します。しかも屋根は傾斜があり、朝露や砂ぼこり、塗料の飛散で足元が簡単に滑ります。

ここで現実的な話をすると、万が一ケガをした場合、節約どころか医療費や仕事への影響で大損になることもあります。業者は安全帯や足場、保険を用意していますが、個人DIYではそこが弱い。「安くするためにやって、大きな損をする」典型パターンになりやすいのです。


それでも自分でやるなら:成立しやすい条件

どうしても自分でやりたいなら、最低限この条件を満たすと成功率が上がります。

  • 屋根がほぼ平ら、または傾斜が緩い
  • 2階建てではなく、低い建物(危険が段違い)
  • 屋根材が大きく傷んでいない(割れ・反り・サビが少ない)
  • 足場を組むか、少なくとも安全帯を正しく使える
  • 洗浄〜乾燥〜下塗り〜上塗りまで、天候と乾燥時間を守れる

逆に言うと、これが満たせないなら「自分で」はおすすめしません。


DIYが失敗しやすい“よくある落とし穴”

  • 洗浄が弱くて密着しない → すぐ剥がれる
  • 乾燥時間を待てない → ふくれ・ベタつき・ムラ
  • 下塗りを省略する → 耐久性が一気に落ちる
  • 塗り回数が足りない → 色が乗らず劣化が早い
  • 塗ってはいけない部分まで塗る(縁切り不良など)→ 雨漏りリスクが上がる

屋根塗装の失敗は「見た目が悪い」だけで終わりません。状況によっては、屋根内部に水が回り、補修費が高くなることがあります。


納得できる判断基準:迷ったら“屋根に登らない”

一番おすすめの考え方はこれです。
「自分で塗れるか?」ではなく、「自分で登っても安全か?」で判断する。
安全が確保できないなら、その時点でDIYはやめるのが賢いです。

そして、どうしても費用を抑えたいなら、選択肢は「DIY」だけではありません。
屋根は業者に任せ、外壁や付帯部(雨樋・破風など)を自分で塗るという方法なら、危険を減らしつつ節約もしやすいです。


屋根塗装を自分でやるのは、不可能ではありません。でも、成功の条件は厳しく、失敗と危険のコストが重い。だからこそ、焦って決めずに「安全」と「下地づくり」を基準に判断してください。