外壁塗装で「補助金が出る」と聞くと、つい期待しますよね。結論から言うと、外壁塗装の補助金は“全国共通で必ずあるもの”ではなく、自治体ごとに「ある所はある・ない所はない」が現実です。だからこそ大事なのは、夢を見て待つことではなく、自分の地域で“もらえる条件”を早く正確に押さえて、手続きで取りこぼさないことです。
そもそも「外壁塗装 補助金」って何?
補助金(助成金)とは、国や市区町村が「地域の住宅を良くしてほしい」「省エネを進めたい」などの目的で、工事費の一部を負担してくれる制度です。
ただし目的があるので、誰でも・どんな塗装でも対象になるわけではありません。
補助金が出やすい“よくある条件”
自治体で内容は違いますが、よくある条件は次のようなものです。
- 家がその自治体にあること(住民票や納税が条件になることも)
- 税金の滞納がないこと
- 工事前に申請すること(ここが最大の落とし穴)
- 指定された業者・登録業者で施工すること
- 対象工事が決まっていること(例:省エネ改修、断熱塗料、遮熱塗料など)
- 工事金額に下限があること(例:20万円以上など)
- 年度の予算枠があること(先着順・抽選のケースも)
ポイントはこれです。
「塗ったら補助金」ではなく、「条件に合う工事を、決められた手順でやったら補助金」なんです。
いくらもらえる?(イメージ)
金額も自治体でバラバラですが、よくあるのは
- 工事費の一部(例:10%)
- 上限◯万円(例:5万〜20万円)
のような形です。
つまり、仮に100万円の工事でも、補助が10万円なら自己負担は90万円。
補助金は「全部タダ」ではなく、“負担を少し軽くする制度”と考えるのが現実的です。
失敗する人の共通点(超重要)
外壁塗装の補助金で一番多い失敗はシンプルです。
「契約してしまった」「工事が始まってしまった」→ 申請できない
補助金は基本的に、
①事前相談 → ②申請 → ③審査・決定 → ④契約・着工 → ⑤完了報告 → ⑥入金
この順番を崩すとアウトになりがちです。
補助金を取りこぼさないための最短手順
難しく考えず、次の流れで動けばOKです。
- 自治体のホームページで「住宅リフォーム 補助金」「助成金」を検索
- 見つからなければ、役所(住宅課など)に電話で確認
- 条件に合いそうなら、申請前提で業者に見積もり依頼
- 申請書類をそろえて“工事前”に提出
- 交付決定後に、契約・着工
業者選びも大事ですが、補助金に関してはまず自治体ルールが主役です。
補助金がなくても損しない考え方
もし補助金がなかったとしても、外壁塗装は「いつか必ず必要になる出費」です。
補助金の有無より大きいのは、実は
- 不必要な工事を盛られない
- 適正な塗料・適正な工程でやる
- 相見積もりで相場観を持つ
- 保証と施工体制がしっかりしている
このあたりです。補助金を追いかけるあまり、高い業者に当たって本末転倒になるのが一番もったいない。
まとめ
「外壁塗装 補助金」は、ある地域では強い味方ですが、知らずに進めるとゼロ円になる制度でもあります。
やるべきことは一つ。工事を決める前に、自治体の制度を確認して“事前申請”を守る。
これだけで、補助金をもらえる確率は一気に上がります。
